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はじめに

みなさんは、

「マネーリテラシー」

という言葉に馴染みはあるでしょうか？
もしかしたら、なかなかないと答える人も多いかもしれません。

わたしも、つい最近までは

「なんだそれ」

状態でした。
正直お金とかよくわからないし、数学も苦手だし、なんか難しそう。

そう思って日々を過ごしていたのです。
ですが、これからを生きていくためにはマネーリテラシーが非常に重要になっていきます。

私はそのことを去年本で学び、必死にお金について勉強しました。
なぜかといえば、終身雇用制度が崩壊していて、投資や副業などで別の収入源を持たなければならなくなっているからです。

そして、マネーリテラシーがないと、怪しい副業や儲け話に騙されてしまうかもしれません。

この記事では、そもそもマネーリテラシーとはなんなのか？
また、それを身につける方法について紹介していきたいと思います。

第1章　そもそもマネーリテラシーとは何か

では一体、

「マネーリテラシー」

とはなんでしょうか。
それぞれを日本語に翻訳すると、以下のようになります。

マネー（Money）　→お金
リテラシー（literacy）　→読む、書く力。

となります。
これだけみても、なんのことかよくわかりませんよね。

「お金」

と、

「読む、書く力」

この二つを単体で見ると意味が通らなくなります。

しかし、これらを合体させて、

「マネーリテラシー」

とするとどうでしょう。
意味は、

「生きていくうえで必要な日々の家計管理・資産形成・金利やローンの知識など、人生を通してお金とうまく付き合うための知恵やスキル」

のこと。
こう言われると、イメージがつきやすいかもしれませんね。

「なるほど、要するにお金に対する知識や接し方のことね」

と。
そうなんです。

言われてみれば、簡単なことなんですよね。
簡単なことなんですけど、横文字になってしまってわかりづらくなっているのです。

金融庁は、

「金融リテラシー」

と表していますが、意味は同じです。
次から、このスキルの重要性について触れていきたいと思います。

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第2章　マネーリテラシーの重要性

さて、よく耳にする言葉に、

「日本人はマネーリテラシーが低い」

と言うものがあります。
それは本当なのでしょうか？

データで見てみましょう。
金融広報中央委員会が行った調査によると、日本人のマネーリテラシーの低さが表れています。

この調査では、金融や家系の行動などに関する質問が53問出され、それに回答するというものです。
それを集計して、海外と比較してみると。

なんと驚くことがわかったのです。
そう、

「日本は海外より10%近くも正答率が低い」

ということ。
米国とは圧倒的に開いており、ついでドイツやフランスなどのヨーロッパ諸国とも差が開いていました。

正直、こんなに差が開いていたのかとがっかりしましたし、日本人として大丈夫かと思ってしまいました。
試しに、実際に出題された問題を見てみましょう。

Q1.家計の行動に関する次の記述のうち、適切でないものはどれでしょうか？

家計簿などで、収支を管理する。
本当に必要か、収入はあるかなどを考えたうえで、支出をするかどうかを判断する。
収入のうち、一定額を天引きにするなどの方法により、貯蓄を行う。
支払を遅らせるため、クレジットカードの分割払を多用する。

答えはなんだかわかりますか？
正解は・・・

4でした。
分割払いでは、その度に

「利息」

というものがつきますよね。結果的に元々払うより多くのお金を払わなきゃ行けなくなってしまいます。
それは、損することになるのです。

先延ばしにしているだけで、損をしてしまう。
マネーリテラシーがないと、そんなことまで起こってしまうのですね。

非常に怖いです。
では、マネーリテラシーを身につけることによってどんないいことがあるのでしょうか？

最も大きいのは、金融トラブルに巻き込まれなくなるということですね。

「私のいう通りに、これに契約してください」。
「これにした方がお得ですよ」。

「みんな契約していますよ」。

そんな言葉を並べられ、難しい単語を畳みかけられたらどうでしょうか。
知識がなければあっという間に騙されてしまいますよ。

詐欺の検挙件数も増えていて、高齢者・若者が多いそうです。
これは、まさしくお金の知識がないことによって起こっていますね。

自分の身を守るためにも、マネーリテラシーを学ぶべきなのです。
また、将来の設計もしやすくなります。

貯蓄の意義や方法、資産運用などを身につければ、お金の流れが良くなって将来の見通しが立てやすくなり、結果的に幸せな人生につながるのです。
このような点から、マネーリテラシーは重要なのです。

第3章　マネーリテラシーを身につける方法

最後に、このスキルを身につける方法に触れておきたいと思います。
その方法としては、次の三つが挙げられます。

まず、少額でも投資をしてみること。
次に、資格の勉強をすること。

最後に、ニュースなどをこまめにチェックすることです。

まず一つ目について。

やはり、実践することが一番だと思います。

少額でも投資をしてみれば、利益を出したいと言う気持ちから勉強もするでしょうし、自然と情報を集めたくなると思います。
私もこの方法で、お金について深く知ることができました。

次に二つ目について。

ファイナンシャルプランナー（FP）や、証券アナリスト、簿記検定など、お金に関する様々な資格がこの世には存在します。
資格を取ることも大事ですが、その勉強の過程で多くの知識を吸収していくと、ニュースを見る目も変わっていくでしょう。

最後に三つ目について。

毎日のニュースチェックは、普段から欠かすことができませんよね。
お金に関して知ると言う点においても、それは変わりません。

私は、有料にはなりますが

「聴く日経」

というサービスを使っています。
これは、毎朝6時ごろに日経新聞のニュースをアナウンサーが読んでくれている音声が配信されると言うもので、朝の支度をしながら聴いています。

これならながら聴きもできるので、おすすめです。
また、活字を追うのもいいでしょう。

知らない言葉にマークをしたりしながら読んで、時間がある時に調べてみる。

これも良い勉強になると思うのでおすすめです。
以上が、マネーリテラシーを高める方法の1例でした。

終わりに

いかがでしたか？
マネーリテラシーというものが、少し理解できたでしょうか。

もし、理解できたなら幸いです。
これからの社会は、よりグローバルな視点で物事を考えていく必要があります。

その中で、世界の人と多く関わっていく必要があります。
そんな状況において、お金に対する意識が低いのは問題ですよね。

世界から、

「日本人はお金の常識を何もわかっていない」

などと言われたくはないものです。
だからこそ、お金の勉強は欠かせないのです。

「金儲けは悪いこと」

などと教えられますがそんなことはありません。
意識の変革が必要なのです。

学校が教えてくれないなら、自分たちで学ぶしかないのです。
幸い現代ではインターネットが普及していて、簡単に情報を得ることができます。

これを活用しない手はありません。
ぜひ機会があれば、お金についての知識を勉強して、投資などにもチャレンジしてみてください。

　参考リンク
金融庁：　https://www.fsa.go.jp/
金融工法中央委員会：　https://www.shiruporuto.jp/public/

今回のお話「副業で投資を始めるならマネーリテラシーを学べ」の続き記事へ↓

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