外国債券(外債)投資の魅力とリスクを徹底解説|高金利・為替差益・長期保有のメリットと注意点
債券の中でも外国の政府などが発行する外国債券に投資することは魅力的な投資方法です。外国債券は発行体や通貨などそのいずれかに外国が関与していれば外債という定義が成り立ちます。今回は外債の魅力・メリット・リスクについて詳しく解説します。
1. 外国債券の魅力(高金利)
外債の魅力はやはり日本の低金利では予想できないような高い利回りを期待できるという点です。自分が興味のある国の通貨が非常に高い金利を設定しているようであればそのような国の債券を購入しましょう。高い金利を満期までの数年間で享受できるというのは嬉しいことです。
発行されている商品も満期までの期間を含めると大変豊富なラインナップが揃っています。資源国であるオーストラリアやニュージーランド・トルコなどの通貨に人気があります。投資には時間軸を身につけることによって得られる効果が非常に高いのでその点は外債に限らずきちんと考えながら効率的な投資を行っていくべきです。

2. 長期保有で得られるメリット
満期までの期間が長い商品になると5年前後の商品も多くあるのでその中から自分に合った商品を選ぶことが重要です。外債のメリットとして満期まできちんと保有すれば元本が保証されるという点があります。また購入時より為替が円安に振れていれば為替の差益が得られるというメリットがあります。この収益効果は長期投資を行う方にとって重要なことです。
外債投資のメリットまとめ
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 高い利回り | 日本の低金利では期待できない高い金利。年利10%を超えるような商品も存在する |
| 元本保証(満期まで保有) | 満期まで保有すれば元本が返ってくる安心感がある |
| 為替差益 | 購入時より円安になれば差益を得られる。円高時の購入が基本的に有利 |
このような特性を活かして円高時は外債購入を検討しましょう。複数の外債に分散投資を行っていくことも重要です。
3. 外債のリスクを理解する
外債投資の4つのリスク
| リスクの種類 | 内容 |
|---|---|
| 為替リスク | 為替は常に変動しており近年は値動きが激しい。円高になると為替差損が発生する |
| 信用リスク(デフォルト) | 発行体の財政破綻リスク。財政状態が弱い国では債務不履行(デフォルト)の可能性もある。格付け会社の情報を参考に信頼性の高い商品を選ぶ |
| 価格変動リスク | 償還期間前に解約・換金を行った場合は購入金額を下回ることも考えられる。長期保有が前提の商品である |
| 流動性リスク | 売却したい時にすぐに売れないリスクがある。資産配分には常に注意を払う必要がある |
いくら金利がよい外国債券や社債でも倒産寸前の会社や財政破綻目前の国が発行する債券であれば保有期間中に無価値となることも十分にありえます。この点に関しては格付け会社の情報を参考にして信頼に足る商品を購入するようにしましょう。

4. インカムゲインとキャピタルゲイン
外債投資では金利収入(インカムゲイン)と為替差益・価格変動による利益(キャピタルゲイン)の2つの収入源を持てることが強みです。先進国の債券であれば格付けも高く金利もよいので安心して投資を行っていくことができます。年利10%を超えるような高い金利を満期までの数年間で享受できるというのは嬉しいことです。
購入時より為替が円安に振れていればその分為替の差益が得られるというメリットがあります。マイナス金利政策等で大変多くの為替の変動が見られます。円高の時を狙って購入することは外債投資における重要な判断です。
5. まとめ・ポートフォリオの組み方
ポートフォリオを組んでいくときはどのような点に注意を払っていくべきでしょうか。金融商品は知れば知るほど楽しくなりますが自分が自信を持って他人に説明できる銘柄を購入しましょう。他人に説明できるということはそれだけその商品に熟知しているということです。
むやみやたらとさまざまな商品に手を出さないことも重要です。目まぐるしく変わる相場の中で常に多くのポジションを抱えていては管理する時間とコストがかかります。外債のように2つの収入源を持つ強みのある商品と安定感抜群の個人向け国債に対する比率を高め後はETFやインデックスファンドで幅広く各商品を満遍なく購入するのも良い方法です。初心者の方は過度に深入りせず広く浅く全体を俯瞰することが大きな損失を出さないためにも重要です。
今回はご自身の資産運用の楽しみ方の一つとしてご紹介させていただきました。実際に取引される場合はご自身の責任においてお試しくださいますようお願い申し上げます。
ご覧いただきありがとうございました。