仮想通貨購入体験記Ｖｏｌ．２

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レバレッジ取引とは

昨年末、ついに仮想通貨デビューを果たしましたが、早速いろいろと疑問点も湧いてきました。
まずは買ってみて、運用しながら勉強しようと思っていたので、ある意味順調です。

長期保有しようと考えていたので、焦らず一つずつ、疑問を解決していきたいと思います。
一つ目、特に気になっていたのは、ショート（空売り）はできないのか、という点です。

ショートとは、先に売りの注文を出しておいて、価格が下がってから買い戻す手法のことです。
二つ目に、指値注文や逆指値注文は利用できないのか、という点も気になっていました。

これはあらかじめ指定しておいた価格で注文を出すことができる売買方法です。
どちらも株やＦＸ（外国為替証拠金取引）の経験者にとっては、おなじみの手法です。

売買に関することなので、仮想通貨の取引方法から調べていったところ、直接コインを購入する現物取引とは別に、レバレッジ取引もしくはＦＸ取引と呼ばれる取引方法があるのだとわかりました。

レバレッジ取引とは、証拠金を担保とすることで口座の資金以上の金額をかけて取引できる手法のことです。
このレバレッジ取引ではショートが可能ということがわかり、一つ目は解決しました。

私は販売所でいくつかの仮想通貨を購入したのですが、これは販売所で現物取引をした、ということだったのです。
販売所と取引所での売買方法の違いについても調べてみました。

販売所では取引業者が提示するその時の価格で売買を行います。
取引所では売買希望者が板と呼ばれる掲示板で価格を確認し、売買の注文を入れます。

その際、指値注文や逆指値注文を利用することができるとわかり、これで二つ目も解決しました。

自分が取引しているコインチェックのアプリには、取引所での取引（板取引）に対応できる機能が搭載されておらずわかりにくかったのですが、ブラウザであれば板取引も可能ということがわかり安心しました。

レバレッジ取引について、もう少し詳しく見ていきます。
現物取引では販売所と取引所のどちらも利用することができますが、レバレッジ取引の窓口は取引所のみです。

現物取引であれば買い注文が成立するとコインがウォレットに入ってきますが、対してレバレッジ取引では、売買の注文が成立しても直接ウォレットのコインが増減するわけではなく、売買のポジションが建つ（または決済される）という状態になるのが特徴です。

例えば、買いポジションのままでは利益が出てもコインとして使うことはできず、売り注文で決済したときに資産として入金（損した場合は清算）されるということです。
コインチェックでは残念ながら、２０２０年にレバレッジ取引（当時の名称は信用取引）のサービス提供が終了しておりました。

もちろん現在も複数の取引業者でレバレッジ取引を利用することが可能です。
現在の仮想通貨市場の動向ではショートを打ちたい局面も見られそうなため、レバレッジ取引を考えることもありそうなのですが、注意すべき点もあります。

レバレッジをかけて取引できるということは、大きな利益を得られる可能性がある一方、損失も大きくなる恐れがあります。
証拠金を超える損失が発生した場合には、不足金が請求されるという事態を招きます。

その点、現物取引であれば、最悪でも口座の資金を失うことで済みます。
リスクを上回るだけのメリットを享受できる戦略があるのかどうか、また詳しく勉強できる機会があればと思います。

価格が下がってしまったときは

さて２０２１年１２月１８日、計５万円分の仮想通貨を購入しましたが、その後の状況がどうなったかと言いますと・・・。
利益が出たと思ったのもつかの間、今度はどの通貨も一斉に値を下げてしまい、一時は資産３万円を割るところまで目減りしてしまいました。

仮想通貨や運用方法について、ろくに勉強もしないで買ったことは否めないのですが、いろいろ選んだ意味が無かったのではないかという気持ちになってしまいますね。
運用については、ここで一度考える必要がありそうです。

価格が下がること自体、やはりネガティブに捉えがちですが、そもそも仮想通貨の価格が常に上がり続けるとも、正直思えません。
期待して購入した通貨が下落してしまったとき、どのような対応を取るべきか考えておく必要があるのではないでしょうか。

いくつか選択肢はあります。

全て売却し、心機一転、総入れ替えする
成績が悪いコインのみ手放す
買い増しのチャンスと捉える
ドテン売りにかける

心機一転したい気持ちもありますが、繰り返すと損失ばかりが増えていきそうな予感がします。
かなり勇気がいる決断でもありますね。

その点、一部売却であれば気持ちが少し楽です。
手放すコインの選択に迷いますが、下落しているコインの売却は現実的な選択です。

損失を拡げないことはＦＸの鉄則でもあります。
安値のコインをお得に買い増しというのも、有りかも知れません。

ドテン売りとは、買い注文を損切り決済し、新たに売り注文を入れることです。
明確に下落のサインが出ているのであればチャンスとなりますが、切り替えた途端に反転してしまうことも多く、いわゆる往復ビンタを食らってしまうリスクを伴います。

仮想通貨の値動きに慣れるまでは、判断が難しそうですね。
各コインの状況を確認するため、ここまでのチャートを見直すことにしました。

実際にチャートを見てみると、現実は思っていた印象と違うこともあるようです。
今一つパッとしないと思い込んでいたイーサリアムですが、この１年での動きは意外と上昇傾向にあり、２０２２年１月の下落もビットコインほど落差を感じさせるものではありませんでした。

＜イーサリアムのチャート＞

提供元：コインチェック株式会社

高値掴みだったのは残念ですが、再浮上のチャンスはあるように見えます。
ベーシックアテンショントークン、エンジンコインも直近３ヶ月の間に高値を更新しています。

逆に高値を切り下げつつあるリップル、クアンタムは元気が無さそうに思えますが、長期目線ではどうでしょうか。

＜リップルのチャート＞

提供元：コインチェック株式会社

いずれも今年いっぱい、少なくとも秋を迎えるまではぐーんと上がることもなさそうですが、今すぐ切らなければならない、という状況でも無さそうです。
資金力と相談ですが、例えばリップルと何かもう一点、安価なうちに買い増しを検討するのも良いかも知れません。

そう考えると、ちょっと気分も明るくなってきました。
あまりヤケにならないよう、メンタルをコントロールすることも投資には重要ですよね。

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自分なりの運用を考えよう

一度は落ち込みましたが、少し見守っていたところ、多少は回復することもありました。
（２０２２年２月１０日時点での仮想通貨総資産：４１，９８９円）

下落時の対策について様々な案を考えてみましたが、様子を見て一部入れ替えをするのが妥当なように思えます。
また頑なに長期運用にこだわるよりも、短期売買を組み合わせてみたい、という気持ちになってきました。

多少でも資金を増やすことができれば、その分は新規購入に充てることができます。
もちろん板取引での売買に慣れるまで時間はかかると思いますし、次に入手するコインはよく勉強してから購入すべきとも考えています。

手放すコインを含め、よく吟味して決めたいですね。
資金面としては、最終的に計１０万円ほど保持することを予定していますが、当面の入金は極力控えて、小額投資で練習を積んでいくつもりです。

投資に慣れた方はレバレッジ取引を活用し高額取引での運用を楽しまれるのでしょうが、自分には負担になりそうなので、今はまだ挑戦する時期ではないように思います。
自分で決めた運用方針に沿って、楽しみながら長く続けていけることを願っています。

取引方法に関する概要もわかってきましたので、次はそれぞれの仮想通貨が持つ特徴や背景について、もっと詳しく調べてみようと思います。
今後の予想にも役立ちそうなので、楽しみです。

今回は仮想通貨（暗号資産）の楽しみ方の一つとしてご紹介させていただきました。
実際に取引される場合はご自身の責任においてお試しくださいますようお願い申し上げます。

ご購読いただき、ありがとうございました。

今回のお話「仮想通貨購入体験記Ｖｏｌ．２」の続き記事へ↓

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サイト管理人のタカシです。

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