FX!負けない取引に徹する!


 

FXでは負けない事が一番大切

 

  • 「FXでプラスになった試しがない」
  • 「仕事中なのにチャートばかり見ている」
  • 「睡眠中に携帯を何度もチェック。気になって仕方ない・・・」
  • 「コツコツ稼いで、一発でドカン!いつも情緒不安定」

 

FXを初めて、多くの人が経験することではないだろうか。
ネットや雑誌、現在ではYouTubeで多くのFX必勝法が紹介されている。

 

知識を磨き、学ぶことを目的とするのであれば良い。
しかし、片っ端から実践していくと大変なことになる。

 

なぜならそれぞれの理論や、取引、手法が違うからである。

 

取引手法

 

  1. 順張り・・・トレンドの流れに乗る形でエントリー
  2. 逆張り・・・トレンドの流れに逆行する形でエントリー

 

 

トレード手法

 

  1. スキャルピング・・・短時間で何度も売買を行う
  2. デイトレード・・・数十分〜1日で売買を行う
  3. スイングトレード・・・2〜5日で売買を行う
  4. ポジショントレード・・・1週間以上で売買を行う

 

今回紹介するのは、FXを始めて間もない方を対象としている。
サラリーマンが副業として、お小遣いを増やすレベルからのスタートである。

 

お小遣いなのだから赤字はありえないし、減らす訳には絶対にいかない!
その理論とは、

 

  1. 取引手法・・・『逆張り』
  2. トレード手法・・・『デイトレード』

 

大きく資産を増やすことではなく、『負けない取引に徹する!』ことである。

 

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目次

 

  1. FXで負ける人は「待つ」ことができない
  2. 負ける人はエントリーのタイミングが分からない
  3. 勝利への道しるべは『RSI』
  4. 腹七分目で利益を確定させる
  5. 自分で決めたルールは守る
  6. まとめ

 

1.FXで負ける人は「待つ」ことができない

 

FXを始めると大半の人たちが行ってしまうのが、

 

「ポジポジ病」

 

である。
チャートを立ち上げると、

 

「とにかく注文を入れたい!」
「買ってたら、こんなにも儲かってたのに・・・」

 

と、エントリーしてポジションを保有してしまいがちである。
が、今度は一度保有すると値動きが気になって仕方がない。

 

  • 仕事中もチャートをチェックし、仕事はミスしてばかり
  • デートなのに値動きをチェックし、会話は上の空
  • 損失が拡大しても、戻る理由を探して自分を安心させようとする

 

FXは上がるか下がるかだけだと、確率は1/2と考えている人もいる。
したがって

 

「売り」「買い」

 

だけ間違わなければ、勝てるという理屈である。
だが、一番大切なことが抜けている。

 

「待つ」

 

ことである。

 

「買っていればこんなにも儲かっていた!」

 

という場面が存在する。
しかし、何度も言うが今回の理論は、

 

『負けない取引に徹する!』

 

ことである。
ポジションを保有しなければ、プラスもマイナスも存在しない。

 

つまり、プラスを確定できるタイミングでエントリーしなければならないのである。

 

2.負ける人はエントリーのタイミングが分からない

 

各国の経済指標や政策金利の発表、政治的な動きで相場は動く。

 

「もう底値だから『買い』を入れても大丈夫」
「こんなにも上がったから、そろそろ下がりそう」

 

様々な理由があるがFX初心者は、感覚で取引してしまうことが多い。

 

「こんなにも上がったのだから、次の動きが出るまで『待とう』」

 

この

 

「待つ」

 

ことができない。

 

  • 「ダブルトップをつけてしまったから上方向は慎重に」
  • 「まだレンジ内だからブレイクするまで様子を見る」

 

などの理由があるが、あまり話を拡げすぎてしまうとFXは奥が深すぎる。
何度もくどいが、今回の理論は、

 

『負けない取引に徹する!』

 

ことである。
タラレバではなく、確実に

 

『逆張り』

 

できるタイミングでエントリーする。
ではそのタイミングとは、どうやったら分かるのだろうか?

 

3.勝利へ道しるべは『RSI』

 

『RSI』

 

とは、今現在の相場が売られ過ぎなのか、買われ過ぎなのかを見極める分析術である。
例えば10日間で比率が上昇日7:下落日3の場合、RSIは70となる。

 

≪ RSI買い時 ≫

 

買い基準20%ライン

 

 

RSIは70%で買われ過ぎ、30%以下で売られ過ぎと判断する。
今回説明しているように、

 

『負けない取引に徹する!』

 

の理論から、より精度を高めるために
買われ過ぎのラインは80%、売られ過ぎのラインは20%とする。

 

上記のチャートを見ると、買い基準20%ラインに設定しても

 

「1回目の20%ラインタッチ時」

 

のように、まだ底では
なかったということは日常茶飯事である。

 

しかし、エントリー基準を厳格にすることで、ポジション保有後の含み損は間違いなく減る。

 

4.腹七分目で利益を確定させる

 

保有したポジションをいつ利確するか悩みどころである。  
一般的にはRSIが70%手前で利確することが推奨されている。

 

RSIを使っているとエントリーはうまく入れるが、利確するタイミングでいつも悩むことがある。
そうこうしている内に相場が反転し、マイナスが嫌だからと利確。

 

結局微増で決済してしまった・・・
よって70%、または30%手前で利確することが望ましい。

 

しかし、改めて述べる。
今回の理論は

 

『負けない取引に徹する!』

 

である。
専業トレーダーではない。

 

1日中、チャートを見て過ごすのではない。
サラリーマンがお小遣いを稼ぐことを目的としている。

 

その対象は初心者なのだ。
よって利確ラインは、RSIが50%とする。

 

≪ RSI利確時 ≫

 

利確基準50%ライン

 

 

5.自分で決めたルールは守る

 

  • 「そんなことじゃ勝てないよ」
  • 「何て弱気なトレードだ」

 

声が聞こえてきそうだが、心を大にして言えることがある。

 

「先の相場は誰にも分からない」

 

だからこそトレンドがあり、急騰、急落がある。

 

大衆心理によって売りが売りを呼び、近年はAIによる自動売買システムで、より急激な
下落が止まらない。

 

FXの相場を読むことは容易ではなく、RSIだけでなく他にも知っておくべきことは山ほどある。
だが頭でっかちになってばかりでは、実践に結びつかない。

 

さらに様々な手法を取り入れてしまうと、自分のルールが一体どれが正解かが分からなくなる。
自分のルールはシンプルに、そして自分のスタンスを崩さない。

 

  • 一時の感情でトレードしない。
  • 自分で決めたルールは守る。 

 

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6.まとめ

 

ここまで

 

『負けない取引に徹する!』

 

という理論を説明してきた。
これまでのFX必勝法は、

 

  • 「あなたも億の世界へ旅立とう!」
  • 「20年間無敗の投資術」
  • 「デイトレで月収100万円の主婦たち」

 

とにかく、どれだけ大金を稼ぐかに焦点を当てていた。
しかし残念ながら、FXで利益を出しているのは全体の10%足らずというのが現実である。

 

FXで失敗してしまう人の特徴をまとめてみると、

 

@ポジポジ病

 

ポジションを持っていないと気が済まず、理由もなく感覚でエントリーしてしまう。

 

A損切貧乏

 

ポジションを持つタイミングが悪いため、こちらも感覚と恐怖から損切を繰り返す。

 

Bナンピン病

 

含み損を抱えたまま相場が戻ると信じ(願い)、さらに買い(売り)注文を続ける。

 

Cうつ病

 

末期症状。莫大な含み損で心ここにあらず。仕事が手につかず、食事が喉を通らない。

 

資金が底を尽き、退場寸前のため夜も床につくことができず、毎日不眠。
こんな生活を1週間も続けると、心身共に限界。

 

これらに共通することは、エントリーのタイミングを誤っていることである。
レンジ相場を見事に読んで取引ができれば良いが、至難の技である。

 

プロの専業トレーダーやヘッジファンドであっても、全戦全勝ではない。
素人なのであれば、素人なりに工夫したトレード術が必要である。

 

だからこそ、今回は大金を稼ぐ必勝法ではなく、

 

『負けない取引に徹する!』

 

ことを
何度も述べてきたのである。

 

「FXは相場に勝つことではなく、自分にどこまで負けないか!」

 

FXは自分自身との戦いである。

 

ご購読ありがとうございました。

 

今回のお話「FX!負けない取引に徹する!」の続き記事へ

 

 



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