トレードをもっと有利に!様々なFX注文方法|成行・指値・逆指値・OCO・IFD・IFO・トレールを徹底解説
今一度しっかり勉強しておきたいと思ったのがFX注文方法です。FX注文方法を知っておく最大のメリットは利益を伸ばすことと損失を減らすことの両立が叶う点にあります。仕事や学業に集中し睡眠時間をしっかり取るためにも自動注文を使わない手はありません。今回は様々なFX注文方法の特徴や使い方を学んでいきたいと思います。
7種類のFX注文方法
FX注文方法まとめ
| 注文方法 | 特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 成行注文 | レートを指定せずそのときのレートで即売買 | デイトレード・スキャルピング等の短期売買 |
| 指値注文 | 現在より有利なレートを指定して注文 | 常に相場を見張れないとき |
| 逆指値注文 | 現在より不利なレートを指定して注文。損切りや追随エントリーに使える | 損切り設定・トレンドフォロー |
| OCO注文 | 2つの注文を同時に出し片方が約定したらもう一方が自動キャンセル | 利確と損切りを同時に設定したいとき |
| IFD注文 | 新規注文が約定したら決済注文が自動で発注 | エントリーから出口まで事前設定したいとき |
| IFO注文 | 新規注文が約定したら指値・逆指値の決済注文がOCOで自動発注 | エントリー後の利確と損切りを同時に自動設定したいとき |
| トレール注文 | レートに追随して逆指値がトレール幅で動く。利益を伸ばしつつ保護できる | 中長期トレードで利益を確保しながら伸ばしたいとき |
1. 成行注文
事前にレートを指定せずそのときのレートですぐに売買したいときに使う注文方法です。時間をかけずに注文できるのでデイトレードやスキャルピング等の短期売買に向いています。スリッページ(注文と約定までの時差の間に価格がずれてしまうこと)の許容範囲を指定できるストリーミング注文として実装されているケースが多いようです。
2. 指値注文
現在のレートから見て有利なレートを指定して注文する方法です。買い注文であれば現在より低い価格・売り注文であれば現在より高い価格を指定します。為替相場を常に見張っている必要がなく便利な方法です。成行注文よりはスリッページが起こりにくいという利点があります。
3. 逆指値注文
現在のレートから見て不利なレートを指定して注文する方法です。決済注文においては損切りの意味を持たせることができます。例えばもう少し利益を伸ばしたいけれどレートが下がってしまった場合に備えておきたいとき現在より少し低い価格で逆指値の売り注文を入れておくという使い方ができます。
4. OCO(オーシーオー)注文
同時に2つの注文を出して片方の注文が約定した場合はもう一方の注文が自動でキャンセルされる注文方法です。決済注文のとき買いポジションの例では現在のレートより高い価格で利益確定の売り注文・低い価格で損切りの売り注文を入れておくということができます。
5. IFD(イフダン)注文
新規注文と決済注文の両方を出して新規注文が約定した場合に決済注文が自動で発注される注文方法です。市場の方向性に自信があるときは逆指値を入れておいて利益を大きく伸ばすようなトレードも楽しめるでしょう。
6. IFO(イフダン・オーシーオー)注文
新規注文が約定した場合に指値・逆指値の決済注文が自動で発注される注文方法です。どちらか一方が成立するともう一方の注文は自動でキャンセルされます。IFD注文(新規注文+決済注文)のうち決済注文をOCO注文(利確+損切り)として発注できる優れものです。
7. トレール注文
レートの変動に応じ逆指値の価格が設定した値幅(トレール幅)で追随していく注文方法です。買いポジションの例ではレートが上昇した場合は逆指値もトレール幅で上昇し下落していった場合は逆指値に到達した時点で損切りされます。中長期トレードに向いていて一定の利益は確保しつつ利益を伸ばすことができるというメリットがあります。
IFO注文を使ったトレード実例(米ドル/円 1時間足)
使用ツール:外貨ex(Android版FXアプリ)/ 外貨ex byGMO株式会社 MACD設定値:シグナル9 / 短期EMA12 / 長期EMA26 1回の取引数量:1ロット(10,000通貨)

提供元:外貨ex byGMO株式会社
2021/12/07 21:03 113.500 売
2021/12/10 23:49 113.400 買 +1,000円
MACDのデッドクロスを参考にショートのIFO注文を入れてみました。
【新規注文】売り・逆指値・113.500・期限:週末
【決済注文-1】買い・指値・113.300・期限:無期限
【決済注文-2】買い・逆指値・114.000・期限:無期限
新規注文が約定するも良いエントリーポイントではありませんでした。苦しい展開ながら指値決済されるまであと一歩だったのですがコロナウイルス関連のポジティブな報道による買いが入り一気に逆行してしまいました。逆指値で損切りされるまでは至らず様子見としましたが決済注文を一度取消してOCO注文で入れなおすことにしました。
【決済注文-1(修正後)】買い・指値・113.400・期限:無期限
【決済注文-2(修正後)】買い・逆指値・114.000・期限:無期限
就寝中に無事に指値決済されました。OCO注文はいつでも柔軟に対応できるところが便利ですね。
トレール注文を使ったトレード実例(豪ドル/円 1時間足)
使用ツール:外貨ネクストネオ「GFX」/ 株式会社外為どっとコム 移動平均線設定値:短期線25 / 中期線50 / 長期線75 1回の取引数量:10ロット(10,000通貨)

提供元:株式会社外為どっとコム
2021/12/07 22:16 80.750 買
2021/12/08 09:05 80.764 売 +140円
【新規注文】買い・指値・80.750・期限:当日
【決済注文】売り・トレール幅100Pips・期限:無期限
豪ドル/円相場が政策金利発表後から上昇中だったためロングの指値注文を入れました。約定後も安定していたため利益はまだ伸びると想定し翌朝トレール注文で損切り設定を入れて出勤しました。昼休みに確認すると予想自体は合っていたのですがトレール幅が足りず逆指値で決済されていました。トレール注文は利益を確保しつつ急落にも備えることができて便利なのですがトレール幅の設定には注意が必要です。
価格や値幅を指定できるFX注文方法は衝動で売買してしまうことを避けられますし目を離さなければならないときもトレードに参加できてとても助かります。これからも実際のトレードで様々なFX注文方法を試しマスターしていきたいと感じました。今回はFXトレードの楽しみ方の一つとしてご紹介させていただきました。実際に取引される場合はご自身の責任においてお試しくださいますようお願い申し上げます。
ご覧いただきありがとうございました。