FXの両建て沼で暮らしています|コロナショックで始まった両建てライフの体験談を正直に告白

 

 

 

FXを始めて1年半、くまこです。今回は切なくも楽しい私の両建て沼ライフについてお聞きください。両建てとはご存知の通り買いポジション(ロング)と売りポジション(ショート)を同時に抱えることを指します。FX初心者向けのガイドには「禁断の手法」「両建ては推奨しない」ともれなく書かれております。ではなぜバリバリ初心者の私が手を出してしまったのでしょうか。

 

 

 

FX投資をスタート|最初の失敗

 

2020年1月。私はFXを外貨預金感覚で資金10万円からスタートいたしました。ネットのFX講座を参考に通貨はドル円を選択し上昇トレンドに乗って押し目買い。見よう見まねでも形になっていき資産が増えていくことで徐々に自信が付いてきます。

 

2月も半ば過ぎそんな平和な日々にも突如終わりが訪れました。「今日は相場が動かないし押し目を待つのはヒマだな。」ほんの出来心で112円台からポチッとロングを入れてしまいました。数日経っても含み損を抱えたままだったのですが不思議と焦ることはありませんでした。長期的にはまだまだ上目線と信じていたのです。少し下がって110円台も「ラッキーな押し目」と捉え再びロングを入れていきます。

 

そのうち上がるだろうとのんびり構えていたのですがこんなときに限って待てど暮らせど建値にすら戻ってきません。日を追うごとに含み損がどんどん膨らんでいきます。そうです私は損切りを入れていなかったのです。損切り後に反転したら悔しいという思いに負けてしまったのでした。

 

【DMM FX】入金

 

コロナショックと両建ての始まり

 

3月に入り無情にもチャートは急降下を続けます。コロナショックの始まりです。それは見事なナイアガラ(暴落)でした。証拠金維持率が100%を切り始め昼夜かまわず冷や汗が止まらなくなります。迫りくるロスカットの恐怖。そのとき私に別の神様がささやきました。

 

「ショートを入れればいいじゃん。」

 

後先考えず102円台のショートを黙々と入れ続けロングとショートの件数を合わせていきます。するとどうでしょう。あれほどマイナスに膨らみ続けていた合計損益の動きがピタリと止まったのです。内訳をよく見ると値動きに合わせてロングとショートがシーソーのように行ったり来たりバランスを保っています。想像した通りになってひとまずほっとしました。

 

 

両建て沼からは抜けられない!

 

退場を免れた安堵感もあり子どもたち(建玉)との生活は案外楽しいものでした。ショートはマイナススワップを生み出しますのでショートを養い続けるには毎日少しだけ稼ぐ必要がありました。くまこ母さんはスキャルピングでコツコツと小銭を稼ぐことを覚えました。1回あたりは少額で良いので会社のお昼休みに頑張ります。

 

いったん調整が入っても、いずれ100円を割るだろうと世間でも言われ始めていました。ショートはこのまま残した方がよいむしろ利益をいただこうと考えるようになりました。ところがそこから相場は驚くほどのV字回復を遂げました。私のショートは完全に置いてけぼりをくらっています。こんなところで損切りするわけにもいかずまたいつか下がってくる日を待つしかありませんでした。

 

ロングは比較的早くプラス転換を迎えたものの残したショートが沼の底から足を引っ張ります。これこそが両建ての闇でした。証拠金に余裕がなくなり私は無念の追加入金を決めます。定期預金に手を出してしまいました。「大丈夫利益が出たらすぐに出金しよう。」少しでも証拠金維持率が上がるとまた次のポジションを増やしてしまうのです。先人が教えてくれた「資金管理」を完全に履き違えてしまいました。

 

株・投資信託ならネット証券のマネックス

 

それでも楽しい両建て沼ライフ

 

その後何人かの子どもたち(建玉)とお別れしややポジションを整えた私はまたもや109円台で高値ロングを掴んでしまいます。そんな私を横目に美しいラインを描きながら下降していくチャート。そうです両建ての出番です。迷いなくショートを投入し続けます。

 

金利上昇のニュースとともに階段を駆け上がっていくドル円。ふたたび102円台ショート、置いてけぼりです。私はいつになったら見極めができるようになるのでしょうか。目が覚めた瞬間や仕事の合間チャート画面を開かずにはいられません。

 

上がって楽しい、下がって楽しい、毎日がスリル満点、それが両建ての醍醐味なのです。私はまだまだこの深い両建て沼で暮らすことになりそうです。歪んだ手法ですので当然ですが初心者にはおすすめいたしません。みなさまはどうぞ明るく健全な投資ライフをお過ごしくださいませ。

 

ご覧いただきありがとうございました。